Claudeに新コネクタが登場 BlenderやAdobeなどクリエイティブツール連携も実現

Screenshot-2026-04-29-17.45.48-1024x682 Claudeに新コネクタが登場 BlenderやAdobeなどクリエイティブツール連携も実現

AnthropicのAIアシスタント「Claude」に、新たなコネクタが相次いで追加された。今回の発表は2段階に分かれており、まず日常生活に密着した外部サービスとの連携が拡充され、続いてクリエイティブプロフェッショナル向けのツール群が加わった。

コネクタとは、ClaudeとサードパーティのアプリやサービスをMCP(Model Context Protocol)を通じて接続する機能だ。2025年7月の提供開始以来、そのディレクトリは急速に拡大してきた。

まず日常生活向けの拡充として、AllTrails、Audible、Booking.com、Instacart、Intuit Credit Karma、Intuit TurboTax、Resy、Spotify、StubHub、Taskrabbit、Thumbtack、Tripadvisor、Uber、Uber Eats、Viatorとの接続が新たに開始された。これにより、コネクタのディレクトリは200以上のサービスにまで成長した。

今回の更新でコネクタの表示方法も改善され、Claudeが現在おこなっている作業に応じて適切なアプリを自動的に提案するようになった。予約の検索や食料品の追加、フライトの確認といった場面で、関連するサービスがタイムリーに示される。

続いて4月28日には、クリエイティブプロフェッショナルを対象としたコネクタ群が発表された。Blender、Autodesk、Adobe、Ableton、Spliceなどのパートナー企業との連携により、クリエイターが日常的に使うソフトウェアの中でClaudeを活用できるようになる。

具体的な追加コネクタは以下のとおりだ。Adobeのコネクタは、PhotoshopやPremiere、ExpressをはじめとするCreative Cloudの50以上のツールを横断して、画像・映像・デザインの制作を支援する。Autodesk Fusionのコネクタでは、Fusionのサブスクリプションを持つデザイナーや技術者がClaudeとの会話を通じて3Dモデルを作成・編集できる。

オープンソースの3D制作スイートであるBlenderについては、開発チームが公式のMCPコネクタを作成した。3Dアーティストはシーン全体の解析やデバッグ、バッチ処理のカスタムスクリプト作成などにClaudeを活用できるほか、BlenderのPython APIを介してインターフェース上に新たなツールを直接追加することも可能だ。また、Anthropicはこの取り組みの一環としてBlender Development Fundにパトロンとして参加した。

音楽制作の分野では、AbletonのコネクタがLiveおよびPushの公式ドキュメントをもとにClaudeの回答を補強し、SpliceのコネクタではロイヤリティフリーのサンプルカタログをClaudeの会話画面から直接検索できる。映像演出向けにはResolume ArenaおよびResolume Wireのコネクタが用意され、VJやライブビジュアルのアーティストが自然言語でリアルタイム制御をおこなえる。さらにSketchUpのコネクタでは、Claudeとの会話で部屋や家具、サイトのコンセプトを言葉で説明するだけで3Dモデルの出発点が生成され、SketchUpで詳細を詰めることができる。

プライバシー面については、接続したサービスのデータはAnthropicのモデルの学習には使用されず、接続先のアプリが他の会話内容を参照することもない。また、予約や購入の実行前にClaudeがユーザーに確認を求める設計となっており、いつでも接続を解除できる。

コネクタは全プランで利用可能だが、モバイルでの利用は現在ベータ段階となっている。

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