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LINE、Google Fontsでのフォント提供を開始。

Image:Google
LINEヤフー株式会社がGoogle Fontsプラットフォームを通じたフォント提供を開始したことが明らかになりました。この取り組みは、デジタルコンテンツ制作における重要な展開として、デザイナーや開発者コミュニティから注目を集めています。

LINEフォントのGoogle Fonts提供がもたらす意義

アクセシビリティの向上

これまでLINEが開発したフォントは、主に同社のサービス内で使用されてきました。今回のGoogle Fontsでの提供開始により、世界中のクリエイターが無償でこれらのフォントを利用できるようになりました。

Google Fontsプラットフォームの強み

Google Fontsは、世界最大級のオープンソースフォントライブラリとして、以下の特徴を備えています。

  • ライセンスフリー:商用利用を含む自由な使用が可能
  • グローバルな配信網:安定したフォント提供

ビジネスシーンでの活用可能性

企業のブランディング強化

LINEフォントの提供により、企業のブランディング資料やマーケティングコンテンツにおいて、新たなデザインの選択肢が生まれます。特に日本語フォントの選択肢が限られていた状況において、この展開は大きな意味を持ちます。

ウェブサイト・アプリケーション開発

ウェブサイトやモバイルアプリケーションの開発現場では、統一感のあるタイポグラフィ実現が容易になります。Google Fontsの利用により、フォントファイルの管理やライセンス確認の手間が軽減されます。

デジタルコンテンツ制作の効率化

デザイナーやコンテンツクリエイターは、以下のような恩恵を受けることが期待されます。

  • 制作時間の短縮:フォントの検索・導入作業の簡素化
  • コスト削減:有償フォントライセンスの購入が不要
  • 品質の向上:高品質なフォントへのアクセス

日本語フォント市場への影響

選択肢の拡充

Google Fonts上での日本語フォントは、これまで限定的でした。LINEフォントの追加により、日本語コンテンツを扱うクリエイターにとって、実用的な選択肢が大幅に増加します。

オープンソースコミュニティへの貢献

オープンな形でのフォント提供は、デジタルコンテンツのアクセシビリティ向上に寄与します。特に、予算が限られた中小企業やスタートアップ、個人クリエイターにとって、大きな支援となるでしょう。

今後の展望

LINEによるGoogle Fontsでのフォント提供は、企業が持つデジタル資産を広く公開し、クリエイティブコミュニティに還元する好例といえます。今後、他の企業による同様の取り組みが増加する可能性もあり、デジタルコンテンツ制作環境のさらなる充実が期待されます。

まとめ

LINE株式会社のGoogle Fontsでのフォント提供開始は、デザイナー、開発者、企業にとって多くのメリットをもたらす施策です。ウェブサイト制作、アプリケーション開発、ブランディング資料作成など、様々なビジネスシーンでの活用が見込まれ、日本語デジタルコンテンツの品質向上に貢献することが期待されます。

GeminiをGoogleTVに搭載する新機能を発表(CES2026)

Image : Unsplash
CES 2026(2026年1月4日開催)において、Googleは生成AI「Gemini」をGoogle TVに統合した新機能を発表しました。これにより、テレビがAIアシスタント機能を備えたスマートデバイスへと進化します。

搭載される主な新機能

視覚的にリッチな検索体験

Geminiの回答は単なるテキストではなく、画像、動画、リアルタイムスポーツ更新を含む視覚的にリッチなフレームワークを提供します。複雑なトピックについては「Deep Dives」という機能により、ナレーション付きのインタラクティブな解説が表示され、家族向けにわかりやすく説明されます。

Google Photosとの連携

Geminiを使用して、Google Photosライブラリから特定の人物や特定の瞬間を自然言語で検索することが可能になります。さらに、「Photo Remix」機能により、写真や動画に芸術的なスタイルを適用したり、思い出を映画のような美しいシネマティックスライドショーに変換できます

音声による自然な設定操作

最も実用的な機能として、複雑な設定メニューをナビゲートする必要がなくなります。「画面が暗い」「セリフが聞こえにくい」「字幕をつけて」といった自然な言葉で話しかけるだけで、Geminiが自動的に画面と音声の設定を最適化します。

AI生成ツールの統合

Nano Banana(画像生成ツール)とVeo(動画生成ツール)がGoogle TV上から直接アクセスできるようになり、テレビの大画面で個人の写真の再創作や完全なオリジナルメディアの生成が可能になります。

学習と教育への活用

Googleはテレビを単なるエンターテインメント消費デバイスではなく、「学習ハブ」として再定義しようとしています。例えば、宇宙に関するドキュメンタリーを視聴中にブラックホールについてもっと知りたくなった場合、Geminiに質問するだけで、トピックについての視覚的にリッチな深掘り情報が画面に表示されます。

展開スケジュール

これらの新機能は、まずTCL製テレビの一部モデルから先行導入され、その後数ヶ月かけて他のGoogle TV搭載デバイスに順次展開される予定です。必要な条件は、Android TV OS 14以上のOS、インターネット接続、Google アカウントとなっています。

その他のデバイスでの展開

Google TVは、従来のテレビだけでなく、Epson の Lifestudio Grand プロジェクターなど、プロジェクターにも統合されることが発表されています。これにより、Gemini統合による音声制御やコンテンツ推奨機能が、より多くのデバイスで利用可能になります。

出典 :
https://blog.google/products-and-platforms/platforms/google-tv/ces-2026/
https://news.samsung.com/global/ces-2026-a-home-companion-making-daily-life-more-effortless
https://www.macrumors.com/2026/01/06/google-gemini-google-tv/

GmailにGeminiを搭載し最新のメールなどをまとめられるように

GoogleはGmail利用者に対して、生成AI「Gemini」を統合した新機能を段階的に展開しています。この統合により、メール管理と情報処理の方法が大きく変わろうとしています。

主要な新機能

AI Overviews(AIオーバービュー)

GmailはGeminiを活用して、会話内容を自動的に要約する機能を追加しました。複数の返信がついたメールはGeminiが主要なポイントを簡潔にまとめ、長文を読む必要がなくなります。また自然言語で質問することも可能で、例えば「1年前にバスルームのリノベーションの見積もりをくれた配管工は誰?」といった質問に対して、Geminiが過去のメール全体から必要な情報を検索して答えてくれます。会話の要約機能は全ユーザーに無料で公開されており、質問機能はGoogle AI Pro/Ultraサブスクライバーが利用可能です。

Help Me Write(ライティング支援)、Suggested Replies(返信候補)、Proofread(校正)

これらの機能により、メール作成がより効率的になります。Help Me Writeはゼロからのドラフト作成または既存メールの推敲を支援し、Suggested Repliesは会話の文脈を理解して、ユーザーのスタイルに合わせた返信を即座に提案します。Proofreadは高度な文法・トーン・スタイル確認を行います。Help Me WriteとSuggested Repliesは全ユーザーに無料で提供され、ProofreadはGoogle AI Pro/Ultraサブスクライバー向けです。来月には、Help Me Writeに他のGoogleアプリからのコンテキストを統合した改良版が提供される予定です。

AI Inbox(AIインボックス)

重要なメールと不要なメールを自動的に分類し、優先順位をつけるパーソナライズされた機能です。AIは頻繁にやり取りしている人、連絡先リスト内の人物、メール内容から推測される関係者をVIPとして特定します。このプライバシー保護された分析により、明日が期限の請求書や歯科医の予約リマインダーなど、緊急性の高いタスクが自動的に上位に表示されます。現在はテスター限定で利用可能で、今後数か月で段階的に広く提供される予定です。

ロールアウトスケジュール

多くの機能はGemini 3の能力を活用して実現されています。これらの新機能は現在、米国のGmailユーザーおよびGoogle AI Pro/Ultraサブスクライバーを対象に展開が始まっています。初期段階では英語のみの対応で、今後さらに多くの言語と地域への拡大が予定されています。

ビジネスと教育への影響

このGemini統合は、3億人のGmailユーザーのメール管理方法を根本的に変える可能性があります。情報量が増加し続ける現代において、Geminiの高度な推論能力により、単なるメール検索ツールからプロアクティブなインボックスアシスタントへと進化していることが特徴です。

特に技術業界に関心をお持ちの方にとっては、このような生成AIの実用的な応用例が、ビジネスプロセスの自動化と効率化にいかに直結しているかを示す重要な事例となるでしょう。日本への展開は今後のロードマップに含まれていると考えられます。